失敗しない転職と面接合格のために情報収集するためのアドバイス

失敗しない転職のコツ

転職職種の人の話を聞く

　失敗しない転職のために、面接に行く前にできる限り確認しておきたいこと、それはやはり、その仕事への理解。転職してから「自分に合わなかった」と気づいても、大変。それに、その仕事をよく理解しておくことで、面接でも自分の意欲アピールにおおいに役立ちます。
　そこでどこからその情報を集めるかということですが、一番理想的なのは、その職についている人の話をきくことです。入りたい会社の社員ではなくても、同業の人からの話しも十分に役立ちます。
　そこで聞いておきたいのは、仕事の大変だと感じるポイントと、やりがいだと感じる部分。さらに今後の目標や後悔していること。その仕事に必要なスキルや性格などのタイプなども聞けると良いですね。
　仕事内容だけではなく、残業の多さ、休日の撮りやすさ、取引相手のことなども聞けると具体的イメージがつかめますよ。

周囲の客観的アドバイスを聞く

　転職する時は、比較的周囲の人には話さず、自分自身で活動し、転職後に話すという方はおおいのではないでしょうか？
　転職は勇気のいる変化ですし、自分自身でさえ揺らいでいる状況で、第三者から自分の思っていることと違う意見を言われるのは不安ですよね。ですから、誰にでも話す必要はないのですが、まったく自分の中だけで考え、決め、動くことには多少の危険性もあることを理解しているとよいかと思います。
　人には、自分が選択したものに対しては、「間違っていない」、「あっている」と思い込もうとする心理が働きます。このため、一度決めた物事を客観視することは難しいと言われています。極端な例で言うと、詐欺師は相手が自分で選んだかのように思い込ませることで、その後、多少おかなしなことがあっても「自分で決めたのだから大丈夫」という心理が働き、詐欺がばれなくなるのだそうです。
　転職でも、自分が選んだ求人だからと信じ込む心理が働くと、冷静な判断でよい転職ができなくなる危険性があります。自分が信頼できる少数の知人に話してみて、客観的意見を自分の中にも取り入れて判断をしていくことで、失敗しない転職ができると思います。
　また、ハローワークでも相談を聞いてくれますので、お近くのハローワークを使うのもいい方法です。厚生労働省のＨＰには、現在の国の雇用状況、取り組んでいることも記されていますよ。

転職サイトの情報を利用する

　上記のようにその職種についている人から話しを聞くことが難しい場合。また、身近な人には相談したくないという場合に、便利で有効なアドバイスをもらえるのが転職サイトなどのキャリアコンサルタントです。
　最近では、紹介した場合に、紹介先から紹介料をもらうシステムで、求職者は無料で利用できるサービスが増えています。念のため、利用前に、相談料がかかるのかなどチェックしてみてくださいね。サイト内で確認できると思います。
　こうしたサイトを利用する利点としては、転職件数を多く手がけている実績から、業種・業態の情報や転職の傾向などの情報を多く持っているという点です。また第３者の目で判断してくれるところもポイント。さらに自分だけでは探せなかった求人や意外なおすすめ職場が見つかることもあります。
　紹介を利用しない場合は、しっかりと断れば、しつこい勧誘などはとめられます。上手に利用して、転職に役立ててみてください。